難関大合格者の高校3年間の総勉強時間と合否では勉強時間が大事だとお話しました。次は、その内訳に関しての話をしていきます。

総勉強時間の74%を占める自習時間

難関大学合格に必要な4000時間の勉強のうち、学習塾での勉強は26%と全体の4分の1しかありません。一方で自習時間は74%と学習塾での勉強の3倍にあたります。

このため、いかに自学自習を行うかや自学自習の時間を確保するかが4000時間の勉強を行うためには重要になってきます。

※高校1年生 週2   13時間),高校2年生 週2.5回(13時間),高校3年生 週3   13時間)として、塾での勉強時間を算出

自習時間の管理をするために

自習時間の管理といっても、学年や勉強習慣の有無によって人それぞれ状況が違い、方法も異なります。まずは、3つのパターンでどうすればいいかを解説していきます。

  1. 勉強の習慣はついており、自習管理はしている
  2. 勉強の習慣はついてるが、自習管理はやっていない
  3. そもそも勉強の習慣がついていない

勉強の習慣はついており、自習管理はしている

このパターンの人は、手帳やカレンダーアプリなどで現在、自習管理をおこなっていると思います。その場合に必要なことは、振り返りを行い、自身の学習を見直すことです。

ポイントとしては

  • 空き時間は活用できているか
  • いつ、どこで、なんの科目をするときに集中できるか、またはできないか。
  • 科目ごとの勉強時間の配分は問題ないか

この3つのポイントで振り返ると、さらに学習を効率化できます。具体的には、移動中や夜寝る前の空き時間を勉強に活用するだけで20分を増やすだけで、年間で120時間の勉強時間が増加します。他には人により、集中しやすい環境が違うため、塾の自習室で勉強しやすい人は、その時間を増やす、お昼を食べた後の眠くなるときは動画授業を入れるなど、時間帯や場所、科目を調整することで今よりも効率をあげることができます。

SmartStudyでは、時間帯や場所、科目ごとの勉強時間や計画の達成有無がわかるため空き時間の把握、集中できる場所や時間帯、科目の組み合わせを知ることができ適切な振り返りを行うことができます。

勉強の習慣はついてるが、自習管理はやっていない

このパターンの人は、学習塾や図書館での自習室の活用や、家で勉強する習慣がついているが、学校の予習・復習や塾の勉強などの目の前の勉強を毎日なんとなくやっている人だと思います。よくある失敗例は計画を立てないため、テスト期間の前日に範囲を網羅できてない、夏休み後半で宿題がたくさん残っているなどです。

まずやるべきことは勉強の記録をつける、その次に計画を立てること、この2つが大事です。

まずは、勉強の記録をつけることで、自分の勉強状況を把握できます。曜日ごとの勉強状況や、どの科目の予習や復習が時間がかかるかなど、自分の勉強を把握することで初めて計画を立てることができます。

勉強状況が把握できた後は、計画を立てます。各予習や復習、参考書などが1日どれくらいの勉強をすれば良いかがわかっているのでいつやるかを決めていきます。

SmartStudyでは、2タップで簡単に学習ログを蓄積してくれ、常に学習状況を把握できます。また、教材管理機能では、ページ数・1ページの目安時間、期間を入力するだけで1日の勉強時間を計算してくれます。それに加え、学習状況に合わせて自動で1日の勉強時間を更新してくれるので常に正しい計画を把握できます。

そもそも勉強の習慣がついていない

このタイプの人がやるべきことは、まずは学習できる環境を作ることです。勉強をやる前に、環境を作ることを目標にしましょう。例えば、学習塾の自習室や学校の図書館などそこに行けばある程度勉強するという環境を見つけ、そこに行くことを目標にしましょう。私自身、高校や浪人時代は家では全く勉強ができませんでした。そのため、朝や学校終わりに塾に行くことを、まずは習慣づけました。そして、最終的に勉強の習慣を作ることができました。

まとめ

自習は学習塾での勉強の3倍を占め、全体の74%になります。この自習時間の確保、そして効率化を行うことがライバルに差をつけ合否をきめます。勉強が習慣づき、もう一つ上の大学を目指す人、ライバルに差をつけたい人はSmarStudyをダウンロードしてみてください。