代表の渡辺は京都大学時代に、東進衛星予備校や家庭教師にて、6年間で100人以上の生徒の学習管理を指導してきました。そして、その独自の学習管理指導により、東京大学や京都大学、慶應大学、早稲田大学などの難関大学に多くの生徒を合格させました。

家庭教師時代の指導による勉強時間の改善例

2013年9月から2014年3月まで、三重県の私立高校に通う高校3年生を指導しました。指導内容は授業は行わず、1週間に1回スケジュールを作成するという当時では新しいスタイルで指導をしていました。

下記のデータは指導開始から1ヶ月の勉強計画と実績のデータになります。当初は計画の半分も勉強をすることができませんでしたが、指導開始から3週間後には計画通りに勉強を行うことができるようになりました。そして指導後、1週間で14.7時間の勉強時間が増加しました。これは年間換算で793.8時間UPです。難関大学の合格者と不合格者の勉強時間の差が390時間であることことから、どれだけ勉強時間が改善したかがわかります。

スケジュール作成と振り返りによる勉強時間の変化

■プロフィール
私立高校3年生(男子)
三重県
合格校 北海道大学農学部後期
2013年に渡辺が半年間家庭教師をした生徒の実績データ
指導内容は1週間の計画作成と振り返り
8月末から指導を開始し、9月9日からスケジュール作成

どのような指導をしていたか?

家庭教師時代は、下記のようなシートを自作してスケジュールを管理していました。具体的には4つのステップに分けることができます。

  1. 事前に教科と実施内容を記載、その後実際にかかった時間を記載
  2. 優先度の高いものは事前にやる時間帯も決めておく
  3. できなかったものは、次にいつやるかを記載
  4. 計画と実際にやった内容を記載し、1日の時間の使い方を見る

このように1日単位で、5分単位のタスクを作成し、毎週計画と結果を振り返りすることで、時間の使い方を効率化していました。

実際に自作していたスケジュール表

まとめ

100人近い生徒の学習管理を行い、獲得したノウハウを元に家庭教師では授業を行わない学習管理指導を確立しました。また、中学生や高校1年生向けには、これとは違い定期テストや夏休みの計画プランとその学習管理に加え、勉強時間とテスト結果の関係に関してレポートし振り返りを行なっていました。

この方法で、指導した生徒は大きく成績を伸ばし、中学3年生から高校1年生まで指導した生徒は私立の中高一貫校で学年1桁まで成績を伸ばし、現役で東京大学文科2類に合格しました。

SmartStuduyはこの指導方法をアプリにし誰もが無料で使え、かつ紙ベースの欠点である毎週の予定作成や都度行われる学習の記録、予定の修正、学習記録の集計などテクノロジーを使うことで素早く・簡単に行えるようにしました。是非、一度使ってみてください。